葬送のフリーレン七崩賢は死亡全滅!全知のシュラハト含め一覧でネタバレ解説

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『葬送のフリーレン』には断頭台のアウラをはじめ黄金郷のマハトなど「七崩賢」と呼ばれる強力な魔族が登場し、フリーレンたちと死闘を繰り広げます。

しかし七崩賢はこれまでに全員登場したのでしょうか?

一節には”全滅”とも言われていますが、それならどのように死亡したのでしょうか?

七崩賢についてこれまでにわかっていることをネタバレ解説します。

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葬送のフリーレンの七崩賢(しちほうけん)一覧

葬送のフリーレンに登場する「七崩賢」とは、魔王直属の魔族です。一覧表でご紹介します。

ちなみに全知のシュラハトは七崩賢ではなく、七崩賢と一緒に戦った魔王の腹心でした。

魔王の配下 魔王の腹心 全知のシュラハト ⇒ 南の勇者と相討ち
七崩賢 名前がわからない細身の男性 ⇒ 80年前に南の勇者により死亡
名前がわからないおさげ髪の少女 ⇒ 80年前に南の勇者により死亡
名前がわからないボブヘアの女性 ⇒ 80年前に南の勇者により死亡
断頭台のアウラ ⇒ フリーレンにより死亡
不死なるベーゼ ⇒ 80年前に勇者ヒンメルにより死亡
奇跡のグラオザーム ⇒ 80年前に勇者ヒンメルにより死亡
黄金郷のマハト ⇒ デンケンにより死亡
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葬送のフリーレン七崩賢は全員死亡・全滅

葬送のフリーレンの七崩賢は全員死亡し全滅した模様です。詳しく解説します。

七崩賢(しちほうけん)とは?

「七崩賢」とは、魔王軍の中でも精鋭の七人の魔族で、80年前は北側諸国を中心に大陸の要所を支配していました。人間側でも魔族側でも「七崩賢」と呼ばれています。

ソリテールによると七崩賢が用いる魔法には次のような特徴があります。

人知も人の理も超える。(中略)身体や脳の構造などの生物的な違いから、人類には決して扱えない魔法。それが七崩賢の魔法。
葬送のフリーレン10巻187ページより引用

つまり人間にはマネできない魔法を使うのが七崩賢なんですね。

しかしだからといって人間が七崩賢に対抗できないわけではなく、魔法の原理はわからなくても彼らを討ち果たすことはできます。

それでは人間に討たれて全滅した七崩賢を一人ずつ紹介していきます。

七崩賢の前に、彼らを説得して歩いた全知のシュラハトからいきましょう。

全知のシュラハト

全知のシュラハトは80年前に魔王の腹心だった男性の魔族です。1000年先まで未来を見通す力があるとされていました。

南の勇者の襲撃を予知し、自身は勇者と相討ちになることを承知で七崩賢を集めて戦いました。その戦いで七崩賢3人が勇者に討ち取られ自分も予知どおり死亡しています。

未来のフリーレンにマハトの記憶が読まれることを見抜き、奇跡のグラオザームに南の勇者との戦闘後マハトの記憶を消すよう指示していました。

ドイツ語の「シュラハト(Schlacht)」は「戦い」を意味するようです。

七崩賢①細身の男性

名前がわからない七崩賢の一人目は、7巻の102ページ・七崩賢全員集合コマの右端(黄金郷のマハトの右側)にいるキャラクターです。

髪が短く、内側に丸く曲がった角が生えていてほっそりした体つきですが、服装からすると男性のようです。

南の勇者に討ち取られた3人の七崩賢のうちの一人。

七崩賢②小柄なおさげ髪の少女

名前がわからない七崩賢の二人目は、7巻の102ページ・七崩賢全員集合コマの真ん中(断頭台のアウラの右側)にいるキャラクターです。

よく見ると黒い髪を2つに分けておさげにしています。身長がアウラと同じくらいということもあり、可愛らしい感じですね。

南の勇者に討ち取られた3人の七崩賢のうちの一人。

七崩賢③ボブヘアの女性

名前がわからない七崩賢の三人目は、7巻の102ページ・七崩賢全員集合コマの左端(側)にいるキャラクターです。

ツンと立った角に短めのボブヘアの女性で、アウラやその隣の女の子とは違う大人の女性といった印象。

南の勇者に討ち取られた3人の七崩賢のうちの一人です。

七崩賢④断頭台のアウラ

断頭台のアウラも七崩賢の一人で、最後はフリーレンによって自害させられます。初登場は2巻14話「言葉を話す魔物」でした。

80年前に南の勇者やヒンメル一行と戦ったあと消息を絶ち、ヒンメルが死亡した28年前から活動を再開。

アウラは「服従の天秤」に自らの魂と相手の魂を乗せ、魔力が多いほうが魔力の少ないほうを服従させる「服従させる魔法」が得意でした。

というのもアウラは魔族としては珍しく500年以上も生きており、魔力量に絶対の自信を持っていたからです。

しかしフリーレンの魂と自分の魂を天秤にかけたことで、1000年以上生きて桁違いの魔力を蓄えたフリーレンに服従させられてしまいます。

フリーレンが体外に放出される魔力を少なく見せかけていたことを見抜けず、最後は2巻17話の「自害しろ」という命令で泣きながら首を斬って死亡しました。

こちらの記事で彼女の有名なセリフについても詳しく紹介しているので、よかったらぜひ読んでみてください^^
断頭台のアウラと有名なセリフの記事を読む

ちなみに「アウラ(aura)」とはドイツ語で「オーラ」のことです。

七崩賢⑤不死なるベーゼ

不死なるベーゼは七崩賢の一人で、最後は11巻102話でヒンメルに背後からの不意打ちで討ち取られています。

初登場は7巻59話「小さな人助け」。ヴィアベルが子供の頃大好きだった冒険譚の一つでした。

得意な魔法は結界魔法で、ヒンメルたち一行が閉じ込められたときはフリーレンが解除をあきらめかけたほどです。

結界魔法を解除したフリーレンを警戒するあまり、ヒンメルたちへの注意を怠り敗北しました。

ドイツ語の「ベーゼ(Böse)」には「悪」の意味があります。

七崩賢⑥黄金郷のマハト

黄金郷のマハトは七崩賢最強の力を持つとされています。初登場は7巻63話「南の勇者」で七崩賢が勢ぞろいしているコマです。

600年前にフリーレンに勝ったこともある実力者ですが、弟子のデンケンに討ち取られました。

80年前からヴァイゼの領主グリュック家の魔法使いになり、幼少期からデンケンの師として魔法を教えます。

人間の「悪意」や「罪悪感」に興味を持ち、その気持を理解し共存したいという思いで、ヴァイゼの領主の悪友となり60年あまりを過ごしますが、結局は理解できずにヴァイゼをまるごと黄金化。

20年前のゼーリエとの戦いをきっかけに一級魔法使いたちの手による大結界で黄金郷に閉じ込められていました。

ソリテールによって大結界から開放され、弟子のデンケンと戦って死亡します。

ドイツ語の「マハト(macht)」は「権力、暴力」といった意味です。

七崩賢⑦奇跡のグラオザーム

奇跡のグラオザームも七崩賢の一人でした。はっきりとは書かれていませんが、おそらくヒンメル一行に敗北し死亡したと思われます。

初登場は7巻63話「南の勇者」で七崩賢が勢ぞろいしているコマで、グラオザームは黄金郷のマハトの左に立っている黒い服の男性です。

10巻89話「罪悪感」では言葉を発しないものの、全知のシュラハトとともに黄金郷のマハトを訪ねていました。

マハトとの相性は最悪だとわかっているのにシュラハトがグラオザームを呼び寄せた理由は、南の賢者との戦ったあとマハトの記憶を消去させるためです。

1000年先の未来を予知できるシュラハトは、80年後のフリーレンに南の勇者と七崩賢の戦いを見せたくないためにグラオザームの力を利用しました。

ドイツ語の「グラオザーム(grausam)」には、「残酷な」という意味があるそうです。

南の勇者

人類最強とされた勇者で、わずか一年の間に魔王軍の前衛部隊を壊滅させた人物です。

全知のシュラハトと七崩賢を相手に戦い、名前のわからない3名の七崩賢を討ち取りシュラハトと相討ちになって死亡しました。

超強力な魔族8人と同時に対戦してそのうち3人を死亡させるなんて、かなり規格外の実力じゃないでしょうか?さらっと語られていますがビックリするエピソードですねw

南の勇者はかつてフリーレンのもとを訪れ、断られることを承知で自分のパーティに勧誘。

のちにヒンメル一行に加わって魔王を倒す未来がフリーレンに訪れることを告げ、自らが必ずその未来への道を切り開くと予言して去っていきました。

登場シーンは短いですが、めちゃめちゃかっこいいです!!魔族との戦いの様子、見たかったな~。。

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葬送のフリーレンの七崩賢一覧!シュラハト含め死亡全滅した理由まとめ

葬送のフリーレンの七崩賢(しちほうけん)について、全員が死亡・全滅した状況を一覧でまとめました。

七崩賢とは魔王軍の精鋭7名のことで、次のメンバーがいました。

  • 七崩賢①名前がわからない細身の男性
  • 七崩賢②名前がわからない小柄なおさげ髪の少女
  • 七崩賢③名前がわからないボブヘアの女性
  • 七崩賢④断頭台のアウラ
  • 七崩賢⑤不死なるベーゼ
  • 七崩賢⑥黄金郷のマハト
  • 七崩賢⑦奇跡のグラオザーム

全知のシュラハトは未来を見通す力で南の勇者との戦いやその結果を予知し、七崩賢を集めて南の賢者を迎え撃ち自らは相討ちとなって死亡しました。

七崩賢のことを詳しく調べてみると、色々な伏線が貼ってあることがわかってすごく面白かったです。

読めば読むほど味が出る漫画『葬送のフリーレン』(笑)今後も、あれが実は…!と思うシーンが出てくることを楽しみにしたいと思います。

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