め組の大吾救国のオレンジの十朱大吾とは?正体や能力・過去もネタバレ解説

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『め組の大吾 救国のオレンジ』の十朱大吾がかっこいいんです♡

最初登場したときは「なんかツンツンしてやな奴なのかな?」と思ったんですが、彼のストイックな生き方の裏にあんな過去があったんだ…!とわかってからはめっちゃ好きになりました。

どんな人物なのか、原作漫画をもとに詳しくご紹介します。

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「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾って誰?

「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾についてどんなキャラクターかご紹介します。

十朱大吾(とあけ・だいご)のプロフィール

十朱大吾は斧田駿、中村雪とは特別救助訓練の同期生で、最年少の20才で救助隊員になりました。駿より半年早い訓練終了直後から不破消防署特別救助隊員として勤務しています。

救助活動のために自分の肩を外すなど行き過ぎとも思える自己犠牲をためらいなく発動するため、不破救助の山上隊長から「監視が必要」と言われています。

救助に際しての判断の速さやアイデアの豊富さには駿や雪だけでなくベテラン隊員も一目置いているものの、元々口下手なため何を考えているかわからない奴として怖がられていました。

同期の駿に対しても最初はなかなか心を開かないものの、救助活動を通じてお互いを信頼し相棒としてともに成長していきます。

能力や強さ

十朱大吾の能力は、周囲のモノや道具を的確に利用して救助を行う発想力というかセンスのすごさと、ひたすら自分を鍛え続ける努力ができることです。

例えばラーメン屋暁天のおじさんがビルの火事で建物の下敷きになり左腕に鉄筋が刺さって脱出できなかったとき、大吾は途中から鉄筋を切断する向きを変えました。

救助に入っておじさんが左利きであることを厨房の様子から読み取り(こんなことできる人います?)とっさに判断したことです。

おじさんの腕の手術を行った医師は「熟練の隊員の判断に感心しました」と語っていましたが、実は救急隊に配属されて1年もたっていない新米隊員の発想でした。

これはほんの一例で、モールス信号を使いこなしたり、地面が崩落して砂に埋まっていく車をはしご車2台で左右から引っ張り上げさせたりなどその発想力は普通じゃないです。

十朱大吾が努力の人だという理由は、大吾のプライベートの様子が描かれるときは懸垂を続けていたり夜の暗闇の中でパルクールをしていたりひたすら身体を鍛え続けているからです。

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「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾の正体や過去をネタバレ解説

「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾の過去をご紹介します。

正体はホテルニュースナイシスの経営者の息子

十朱大吾は火災で140人もの犠牲者が出たホテルニュースナイシスの経営者の息子です。

ホテルには消防設備の不備があったとされ、父親は脱税に違法献金まで行っていたため逮捕され獄中で死亡しています。

大吾はこの事件が理由で学校でいじめられ、プールに沈められ肩を脱臼させられました。

小学生ですがかっこいい制服を身に付けていたので多分私立のいい学校だったのでしょう。

親の犯罪で子供がいじめられるのはどうかと思いますが、そういうことは実際にもあるかもしれませんね。

ホテル火災をきっかけに「十朱大吾」に改名

十朱大吾は本名ではなく、ある日母親の妹であるおばさんから「名前はどうする?」と聞かれた大吾が「十朱大吾にします」と答えるシーンが出てきます。

事件の影響を受けずに生活できるよう、名前を母親の旧姓に戻して実家で暮らすことにしたんですね。その時新しく人生をやり直すということで下の名前も改名したというわけです。

この時鉛筆をナイフで削って名前を書いてるんですが、鉛筆を削るのがうますぎてびっくりしました。やってみるとわかりますがあんなふうにはなかなか削れないものです。

大吾が器用だっていうアピールなのかは不明ですが、トリビアでしたw

火災の犠牲者と同じ数の人を救助することが目標

いじめられてケガをしたため入院した病院で、伝説の消防官・朝比奈大吾に出会った十朱大吾。

もう死にたいと思っていたのですが「救助隊員になれば死ぬかもしれない人を助けられる」「35才までに140人救助すればいい」というミッションを与えられ、生きる目的を持つことができました。

最年少の20才で特別救助隊員になったのもそのミッションを達成するためです。

詳しくはこちらの記事に書いたので、よかったら読んでみてください↓

母親は自殺未遂で植物状態

十朱大吾の母親は、回想シーンの中ではホテル火災の映像を見て泣いていましたが、その時はとりあえず普通に生活しているように見えました。

しかし10年前に自殺をはかり植物状態で病院に入院しています。

その病院には10年前から山上隊長の奥さんが看護師として勤務していたため、不破救急の山上隊長は最初から大吾の正体に気づいていました。

それが「救国のオレンジ」冒頭の大吾が頭を下げるシーンにつながるわけですね。

自分の過去を中村雪に打ち明けられずにいる

テレビ番組で同期の中村雪がホテルニュースナイシス火災の唯一の生き残りであることを知った十朱大吾ですが、そのことを中村雪には打ち明けられずにいます。

あの火災は人災だった、経営者を殺したいと思っている雪は、心の内に抱える悔しさ・やるせなさを救助活動のエネルギーにしているかのようです。

親の罪を子供が償う必要はないしそんなことはできないと思うのですが、全くの無関係というわけでもないのでこのあたりは複雑ですね。

いつかは雪が真実を知る時が来るとおもいますが、その時大吾と駿、雪の関係がどうなるのか注目です!

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「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾の能力・過去をネタバレのまとめ

「め組の大吾 救国のオレンジ」の十朱大吾の能力・過去をネタバレ解説してきました。

  • 十朱大吾は主人公の一人で斧田駿・中村雪と特別救助研修の同期
  • 十朱大吾の父親はホテルニュースナイシスの経営者
  • ホテル火災をきっかけに「十朱大吾」に改名(本名不明)
  • 火災の犠牲者と同じ数の人を救助することが目標
  • 自分の過去を中村雪に打ち明けられずにいる

原作マンガは7巻までで十朱大吾の過去が明らかになり、駿と大吾の友情が深まりました!

8巻からは新章開幕でいよいよ新たな「め組」が始動しそうな感じなので、ますます楽しみです。

ぜひ「め組の大吾 救国のオレンジ」を読んで、一緒に沼にハマりましょう~♪

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