徒花adabanaの漫画ネタバレあらすじ!犯人とマコ死亡の真相についても

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

漫画『徒花adabana』の人気が続いていますね!

アニメ化やドラマ化の期待も高い本作品ですが、内容を知ってからちゃんと読みたい方も多いと思います。

そこで今回の記事では、真犯人とマコ死亡の真相も含め漫画のあらすじをネタバレありで解説します。全体の流れがわかること重視でお伝えしています。

 

徒花adabanaとは?

徒花adabanaとはどういう作品なのでしょうか?

「ハレ婚」「デリバリーシンデレラ」のNONの作品

漫画『徒花adabana』は「ハレ婚」「デリバリーシンデレラ」で注目され人気を集めているNON先生の作品です。

NON先生は佐賀県出身で1987年生まれ。以前はアイドル活動を行っていた異色の経歴の持ち主です。

第72回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリ・準優秀賞を受賞して漫画家デビューを果たしました。

これまではどちらかというとハッピーな男女関係や性行為を描いてきたNON先生ですが、初めてのサスペンスで辛く痛々しい性行為を描いたのがこの作品。

「人間を描きたい」という先生のテーマを深く掘り下げた内容になっています。

上・中・下の3巻とは思えないずっしりとした読後感がありつつも、ハラハラしながらページをめくる手が止められず一気に読み終えたくなります。

自殺した親友真子のため復讐を遂げる女子高生・美月が描かれる

漫画『徒花adabana』では主人公の美月が親友真子の復讐を遂げるまでが描かれます。

親友の美月にさえ明かせない秘密を抱えたまま自殺した真子。その原因は周囲の男性たちから受けた性的な虐待や脅迫行為、そして裏切りでした。

それを知った美月は自分が殺人犯になることで彼らに復讐することを誓います。

タイトルにもある「徒花」には「すぐに散ってしまうはかない花」という意味や「努力や苦労が実らず無駄に終わること」の意味もあるそうです。

高校生という若さで命を散らした真子、そして自ら殺人犯となって自首した美月の行為は果たして報われたのか…?あらすじでご紹介します。

主な登場人物

主な登場人物はこちらです。

藍川美月 (あいかわ・みづき)

主人公の美月はクセのある黒髪と左目の下の泣きぼくろが印象的な女子高校生。五十嵐真子とは同級生で幼なじみです。

自殺した兄の代わりに父の後をつぐことを期待され、母親からの厳しいプレッシャーにさらされています。

上巻では五十嵐真子と石田辰夫を殺害した犯人として登場しますが、のちに明らかになる真相は異なります。

五十嵐真子 (いがらし・まこ)

茶髪で明るい性格の真子はスタイルのいい優しい性格の女子高生。美月とは同級生で幼なじみです。

半年前に父親の事故が原因で母親を亡くし、父の借金を返済するためラーメン屋を営む叔父・石田辰夫のもとで秘密のバイトをさせられていました

暁裕樹に秘密のバイトをやめたいと相談しますが、結果的に暁から秘密をネタに脅迫され、身近な人物の裏切りを打ち明けられて自殺しました。

第一話でいきなり死体として登場します。

暁裕樹 (あかつき・ゆうき)

暁裕樹は真子の元カレでストーカーでした。イケメンで人気者に見えますが、一旦相手の弱みを握ると支配欲がエスカレートしていき犯罪的な行為もためらいません。

ファンクラブがあるほど女子に人気があり、美月が裁判で暁の名前を出すまでは誠実な人間だと思われていました。

真子が自殺するきっかけを作った人物です。

石田辰夫 (いしだ・たつお)

五十嵐真子の叔父のラーメン屋の店主。真子の父の借金をたてに“秘密のバイト”を強要していました。

店を訪れた美月を犯そうとしますが、その際に殺されました

真子の父

真子の父は、自分が起こした交通事故が原因で妻を失い、働くことができない体になっています。

いつもパソコンに向かっていましたが、真子の動画の販売が美月にバレて逃走します。

辻豊 (つじ・ゆたか)

愛川美月の国選弁護人で、美月と同じ歳の娘を亡くした経験からこの事件の弁護に真剣に取り組んでいます。

美月の供述に疑いを持ち、真相に迫ろうとします。

早見

辻弁護士に依頼されて藍川美月の聴取を行った女性弁護士。辻に協力します。

徒花adabanaの漫画ネタバレあらすじ

『徒花adabana』の漫画のあらすじをネタバレありで解説します。

上巻:真子死亡と美月の自首で殺人事件の裁判が始まる

上巻は藍川美月の視点で語られる物語です。第一話は五十嵐真子の死体を美月がのこぎりで切り刻む凄惨なシーンから始まります。

真子は自殺でしたが、真子の復讐を誓った美月はなぜか自分が真子を殺害したように死体を偽装。警察に自首して真子殺害の犯人として供述を始めました。

それによると、真子の叔父・石田辰夫が経営するラーメン屋に行った美月は、レイプされそうになりとっさにその場にあった包丁で石田を刺殺します。

その様子を偶然目撃した真子の提案で、二人は遺体を井戸に落とし全てをなかったことにしました。

しかし真子は元彼の暁裕樹にストーカーされていたこと、叔父を殺したことのストレスで消耗し、暁と美月の関係を誤解して包丁を持ったままもみ合いに。

気がつくと真子は血を流して倒れていた、というのが美月の供述でした。しかし辻はここだけがあやふやな美月の供述を疑い、徹底的に真実を明らかにするため行動し始めます。

弁護士の辻と早見が裏をとるため暁に話を聞きに行くと、真子や美月の前ではイケメンだった人物が全く違うクズに見えるのが衝撃でしたね。

独房に戻って「マコのためならなんだってできる」という美月のセリフがあるので、弁護士たちにも真実を隠してるのかも?と思わせて中巻へと続きます。

中巻:ラーメン屋殺害の真犯人は真子!暁の本性が明らかに

中巻は五十嵐真子視点で語られる物語で、事件の半年ほど前に時を遡ります。

父親の事故で母親を失い父が働けなくなった五十嵐家。真子の生活は厳しくラーメン屋で毎日バイトしながらも、美月とともに楽しい高校生活を送っていました。

しかし店主で叔父の石田辰夫からは親友の美月にも言えない”秘密のバイト”を強要され、きわどい下着姿を撮影されるなど要求がどんどんエスカレートすることに悩んでいました。

そんな日々の中、雨の日に傘をかしてくれた優しいイケメンの裕樹とSNSで関係を深めていった真子。

思い切って秘密のバイトの悩みを打ち明けたところ、裕樹が叔父にかけあってくれ秘密のバイトをやめるられることになります。二人は付き合い始め、裕樹の部屋で男女の関係を持つようになりました。

有名なイケメンの彼女になり幸せを感じていた真子ですが、裕樹の部屋の本棚に隠しカメラを発見し自分が盗撮されていたことに気づきます。

さらにラーメンの出前先で自分の動画が出回っていることを知らされ、裕樹を問い詰めると叔父とつながっていたことも明らかになりました。

ここで警察に助けを求めますが、警察は取り合ってくれません。もはや頼れるのは美月だけです。

ラーメン屋で美月が襲われるのを見たとたん、真子はこれまで胸にしまっていた思いをぶちまけながら叔父に包丁を突き立てていました。

美月と真子は二人で協力して全てをなかったことにすると約束します。

この巻で明らかになるのが、ラーメン屋店主石田辰夫殺害の真犯人が五十嵐真子だったということですね。

美月は嘘をついて真子の罪をかぶる供述をしたことになります。なぜそんなことをしたのでしょうか?

下巻:真子の秘密は守られたまま美月の復讐が終わる

下巻では真実が明らかになりますが、真子の秘密のバイトについては公になることなく美月の復讐が終わります

石田辰夫の遺体を井戸に落とし、隠蔽工作をする美月と真子。美月がたまたまパソコンのデータを確認し、真子の秘密のバイトの内容を知るとともに裕樹も真子を追いつめていたことに気づきます。

裕樹をラーメン屋に呼び出した美月は、裕樹が石田とつながっていたことを確信しました。

しかし二人がラーメン屋にいる様子を見た真子は関係を疑って心を病み、学校を休んで美月と連絡をとらなくなります。

美月は直接真子の家を訪ね、二人は大きな池のほとりへ。そこで美月は裕樹との関係を否定し真子を盗撮した映像に気づいたことを打ち明けますが、秘密がバレたショックで真子はその場を立ち去ってしまいます。

その後裕樹から父親が盗撮動画販売に関わっていた事実を告げられ、ショックを受けた真子は自分の胸にナイフを刺して自殺。ここから第一話のシーンにつながります。

真子のスマホに届いていた裕樹からの大量の脅迫メールを見て、美月は裕樹への復讐を決意。真子殺害を偽装してその場を去りました。

裕樹に真子の自殺を知らせて真子に関する全てのデータを消去するよう伝えたあと、美月は真子の父親を問い詰めます。美月に動画の件がバレた事を知って父親はその場から逃走しました。

その後美月は真子殺害犯として警察に自首。そしていよいよ裁判が始まると、いきなり真子殺害を否定し暁裕樹の名前を出して、彼を法廷に引っ張り出すことに成功したのです。

弁護士の辻と早見の調べで、真子死亡の当日裕樹が美月と一緒にいた証拠が提出され、裕樹も真子の殺害場所に向かったことが明らかになりました。

それを受けて世間では裕樹が殺害犯であるという見方が強まります。

最終的に裕樹はストーカー規制法違反と危険ドラッグ所持の罪で逮捕され、軽微な罪ではあるものの厳しい社会的制裁を受けてまともな生活が送れなくまります。

美月は殺人・死体損壊・死体遺棄による懲役9年の実刑判決を受けて服役しました。

出所する美月を迎えに来た辻は、裕樹が薬物中毒になったこと、真子の父親が路上生活の末に亡くなり遺品のスマホやパソコンは売却され初期化されていたことを語ります。

二人が向かったのは真子が大好きだったマジカルランドでした。真子の画像や動画が公になることはなく、真子を自殺に追い込んだ男たちは再起不能になって美月の復讐は終わったのでした。

友達の秘密を闇に葬り、友達を自殺に追い込んだ男に制裁を加えるため殺人犯になる…同じことを発想することも実行することも普通はできそうにありません。

なぜそんなことができたのか?と考えると、お互いの家族関係が破綻していただけに真子と美月のつながりは他の何にも代えがたいものだった、ということかもしれないですね。

DMMブックスなら『徒花adabana』が90%OFFクーポンで安く読める!

実は『徒花adabana』の漫画を全巻90%OFFで読む方法があります。

DMMブックスへの無料会員登録でもらえる90%OFFクーポンを使うと

定価:2,091円 ⇒ 割引後:209円

と、チェーン店でコーヒーを1杯飲むより安い値段で上・中・下の三冊を全部読めてしまいます!

定価で買うのは非常にもったいないので、すぐにもらえる割引クーポンを賢く利用しませんか?

DMMブックスで『徒花adabana』を試し読みする

クーポンのもらい方や他のサイトの価格をチェックしてから、という方はこちらの記事をどうぞ↓

今なら初回限定90%OFFクーポンを使うと全巻まとめて209円で読める!

adabana徒花の漫画が安いサイトは?電子書籍で全巻安く読む方法

徒花adabanaの漫画ネタバレあらすじ!犯人とマコ死亡の真相まとめ

殺人にレイプ、盗撮…色々な意味で生々しいシーンの連続でハラハラが止まらない漫画『徒花adabana』。上中下を読み終えると不思議なすっきり感があります。

内容は最初からかなりヘビーですが、一度読み始めると先を読まずにはいられなくなる面白さです。ぜひ読んでみてくださいね~!

タイトルとURLをコピーしました