狼と香辛料の各巻あらすじをネタバレ解説!完結で最後どうなるかについても

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『狼と香辛料』の各巻あらすじをネタバレ解説していきます。

2024年の4月から第2期のアニメ化が決まっている、超人気作品です。

詳しいストーリーに加えて、ホロとロレンスの徐々に惹かれ合っていく素敵な関係性含めて解説していきます。

皆様のご参考になれば嬉しいです。

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  1. 狼と香辛料とは? 
    1. 第12回 電撃小説大賞<銀賞>受賞作 
    2. ホロとロレンスの物語
    3. 主な登場人物と用語 
  2. 狼と香辛料原作小説のネタバレあらすじ
    1. 1巻「狼と香辛料」のネタバレあらすじ
    2. 2巻「狼と香辛料Ⅱ」のネタバレあらすじ
    3. 3巻「狼と香辛料III」のネタバレあらすじ
    4. 4巻「狼と香辛料IV」のネタバレあらすじ
    5. 5巻「狼と香辛料V」のネタバレあらすじ
    6. 6巻「狼と香辛料VI」のネタバレあらすじ
    7. 7巻「狼と香辛料VII Side Colors」のネタバレあらすじ
    8. 8巻「狼と香辛料VIII 対立の町(上)」のネタバレあらすじ
    9. 9巻「狼と香辛料IX 対立の町(下)」のネタバレあらすじ
    10. 10巻「狼と香辛料X」のネタバレあらすじ
    11. 11巻「狼と香辛料XI Side Colors II」のネタバレあらすじ
    12. 12巻「狼と香辛料XII」のネタバレあらすじ
    13. 13巻「狼と香辛料XIII Side Colors III」のネタバレあらすじ
    14. 14巻「狼と香辛料XIV」のネタバレあらすじ
    15. 15巻「狼と香辛料XV 太陽の金貨〈上〉」のネタバレあらすじ
    16. 16巻「狼と香辛料XVI 太陽の金貨〈下〉」のネタバレあらすじ
    17. 17巻「狼と香辛料XVII Epilogue」のネタバレあらすじ
  3. 狼と香辛料のホロとロレンスはどうなる?完結後続編のネタバレあらすじ
    1. 17巻完結後に18巻からシリーズ再開の理由は?
    2. 18巻「狼と香辛料XVIII Spring Log」のネタバレあらすじ
    3. 19巻「狼と香辛料XIX Spring LogII」のネタバレあらすじ
    4. 20巻「狼と香辛料XX Spring LogIII」のネタバレあらすじ
    5. 21巻「狼と香辛料XXI Spring LogIV」のネタバレあらすじ
    6. 22巻「狼と香辛料XXII Spring LogV」のネタバレあらすじ
    7. 23巻「狼と香辛料XXIII Spring LogVI」のネタバレあらすじ
    8. 24巻「狼と香辛料XXIV Spring LogVII」のネタバレあらすじ
  4. 狼と香辛料の原作小説ネタバレあらすじまとめ
    1. 「狼と香辛料」の漫画を6回使える70%OFFクーポンで安く読める!

狼と香辛料とは? 

『狼と香辛料』はどういう作品なのでしょうか?

第12回 電撃小説大賞<銀賞>受賞作 

『狼と香辛料』は2005年の第12回電撃小説大賞<銀賞>を受賞した作品です。 

電撃文庫より出版されているライトノベルで著者は支倉凍砂で、イメージイラストは文倉十が手がけています。

2011年7月発売の17巻は一旦完結しましたが、2016年にその後を描いた第18巻が発売されています。

作者のデビュー10周年を記念して描いたもので、18巻発売と同時に新たな主人公『狼と羊皮紙』もスタートしています。

そして2024年に再アニメ化が決定するなど、今でも根強い人気を誇っているのが分かりますね!

ホロとロレンスの物語

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台に眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨がねあがりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが──。
狼と香辛料-電撃文庫

『狼と香辛料』はホロとロレンスの物語になっています。

行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれながら眠っている美少女のホロに出会い、二人の旅が始まります。

旅の道中で訪れる土地や住人たちの特徴を丁寧に書き表しているため、ファンタジーでありながらも、どこかリアリティを感じさせてくれます。

また、恋愛も見どころの一つで最初はロレンスの片思いから始まりますが、ホロが徐々にロレンスに惹かれていく様子も見ていてキュンキュンします。

主な登場人物と用語 

主な登場人物と用語はこちらです。

ホロ

物語のヒロインで、その正体は数百歳を超え、神とまで称される巨大な狼です。

人間の姿では10代後半くらいの美少女で、独特な口調である郭詞(くるわことば)を使い、神秘的な雰囲気を持っています。

数百年生きているので知識量と洞察力に優れているが、恋愛にたいしては乙女チックな一面があり、ロレンスにヤキモチを焼いているシーンはとてもキュンキュンします。

クラフト・ロレンス

20代後半の青年で本作の主人公です。

ホロが主人公だと思った方も少なくないでしょうねw

馬車で各地を巡りながら、物品を売買する行商人で、パスロエ村でホロと出会います。

エーブ・ボラン

本作では珍しい女商人です。

普段は女であることを悟られぬように、頭に頭巾を被ったりローブをまとったりして、目だけを出して行動しています。

金稼ぎに執着しており、時には命懸けの危険な取引など行いますが、どんな取引も成功させるだけの才能と実力を兼ね備えた非常に優秀な商人です。

ノーラ・アレント

羊飼いを仕事としている金髪の少女で、「エネク」という名の牧羊犬を連れています。

優しく穏やかな性格をしているが、芯の強いところもあわせ持っています。

羊飼いとして非常に優秀で真面目に働いていましたが、女性の羊飼いという珍しさと優秀すぎる能力から、協会から疑われる日々を送っていました。

トート・コル

ローム川の関税徴収所でホロとロレンスたちと出会います。

少女のようにも見える容貌をしている、華奢な少年です。

聖職者を目指して真面目に勉強していますが、禁欲的なところがあるため、異性からの誘惑は断っています。

ヨイツ

北の地にあるホロの故郷です。

「月を狩る熊」という白く巨大で凶暴な熊の神に滅ぼされたという逸話が残っています。

ニョッヒラ

北の地にある温泉町です。

各国から王侯貴族もやって来る有名な温泉地で、ホロとロレンスも最終的にニョッヒラに移住して生活しています。

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狼と香辛料原作小説のネタバレあらすじ

『狼と香辛料』のホロとロレンスの関係を中心に、原作小説のあらすじをネタバレありで解説していきます。

記事の最後に小説や漫画の『狼と香辛料』のお得な買い方のご案内もしていますので、ぜひ最後までご覧ください^^

1巻「狼と香辛料」のネタバレあらすじ

行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。
少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。
「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」
まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。
「お前は、本当に神なのか?」
最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。
そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。
近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。
疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。

狼と香辛料

シリーズを通しての見どころは

  • ロレンスとホロの関係がどう深まっていくのか?
  • ホロは故郷の村にたどり着けるのか?
  • ロレンスはいつか町商人として店を構えることができるのか?

というところ。

各巻ごとにさまざまな儲け話が出てきますが、今回は銀貨の再発行に関わるお話です。

ロレンスはゼーレンという若い行商人にトレニー銀貨を利用した儲け話をもちかけられますが、話が良心的すぎて裏があると考えます。

ミローネ商会を味方につけて取引に臨むうちに、背後にあるより大きな思惑が明らかに。

過去には日本でも様々な金貨・銀貨が鋳造され、当時の為政者の都合によって金銀の含有量が調整されていたことを思い出しました。

ロレンスとホロの会話には、大人同士のじゃれあいを楽しむ心地よさがあって、いつまでも読んでいたい気分になります。

最後にタイトルと伏線が見事に回収され気持ちよく読了できます。

2巻「狼と香辛料Ⅱ」のネタバレあらすじ

狼神・ホロを連れて、旅を続けている行商人・ロレンス。 2人は北の教会都市・リュビンハイゲンで商売を仕掛けるが、思いもかけない謀略にはまってしまう。 自称賢狼のホロでも解決策は見つからず、時と運に見放されたロレンスは窮地に追い込まれ……。

狼と香辛料Ⅱ

1巻でひと儲けしたロレンスとホロは、香辛料を換金して武具を購入します。

ホロの機転で秤の不正を見抜いたところまではよかったものの、2倍のリスクを取って信用買いした武具の価格が大暴落。

2日後までに借金を返さないと破産して奴隷のようにこき使われることに…。ロレンスは金の密輸で起死回生を図ります。

優秀な羊飼い・ノーラの手助けを得て密輸計画は走り出したものの、手を組んだはずのレメリオ商会に裏切られて絶対絶命のピンチに陥るロレンス。

他の狼に膝を屈してまでもロレンスを救出しようとするホロ、ノーラの相棒である牧羊犬・エネクの活躍が光ります。

肝心なところで女心のわからないロレンスとの軽妙な会話で締めくくられるのもいい感じです。

3巻「狼と香辛料III」のネタバレあらすじ

行商人のロレンスと狼神ホロが、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンへと着くと、若い魚商人・アマーティがホロに急接近してきた! ロレンスとホロの間に微妙な気持ちのすれ違いが生じ、あらぬ誤解が……。 ロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動が始まる!

狼と香辛料III

さわやか好青年アマーティとロレンスとホロが三角関係に。

アマーティはホロの借金である銀貨1,000枚を肩代わりすることでホロをもらい受けたい、と他の商人たちの眼の前でロレンスに勝負を挑みます。

アマーティが黄鉄鉱という金属を買い占めて値上がり益を狙っていることが判明したため、ロレンスは値下がりを狙って動きます。

売り浴びせるため黄鉄鉱を大量に保有している人物を探すのですが、ギリギリまで思惑どおりに事が運びません。

途中からロレンスと仲違いしてアマーティと行動をともにし始めるホロですが、実はロレンスを勝たせるため、わざとアマーティのもとに行ったのでした。

それがわかっていないロレンスは、男としても商売人としても必死に勝ちにいきます。

恋愛も商売もハラハラしどおしのお話ですw

4巻「狼と香辛料IV」のネタバレあらすじ

狼神ホロの故郷・ヨイツを探すため、北を目指す行商人のロレンス。 異教徒の町・クメルスンで得た情報をもとに、二人は田舎の村・テレオにやってくる。 テレオの教会にいる司祭は、異教の神々の話を専門に集める修道士の居場所を知っているという。 しかし、教会を訪れたロレンスとホロを出迎えたのは、無愛想な少女・エルサだけだった。 さらにテレオでロレンスたちは、村存続の危機に巻き込まれてしまう。 はたして二人はヨイツへの手がかりをつかみ、無事に村を出立できるのか……。

狼と香辛料IV

テレオでは、クメルスンで買い付けた麦の商売は不調に終わります。しかしホロの故郷・ヨイツに関する情報収集が進む巻です。

今回は商売上のバトルはなく、村人たちと教会との間の騒動に巻き込まれるホロとロレンスが読めます。

最終的にはホロの変身能力を使って村の問題は比較的あっさり解決するのですが、途中にはさまれるホロとロレンスの会話が甘い。めちゃめちゃ甘いですw

エルサたちの将来のため、村に甘い置き土産をして去っていくロレンスがかっこいいんですよ。

村人たちが信仰していた神が、月を狩る熊の神と同じものらしいことが判明。その熊の神がヨイツを滅ぼした可能が出てきました。

5巻「狼と香辛料V」のネタバレあらすじ

テレオの村を後にしたロレンスとホロは、ホロの伝承が直接残るという町・レノスを訪れる。 ホロはのんびりとヨイツの手がかりを探したがるが、ロレンスは商売への好奇心を拭えないでいた。 そんな中、ロレンスは宿屋で出会った商人から大きな儲け話を持ちかけられる。 それにはホロの協力が必要不可欠だった。 しかし、その商売の方法がとんでもないもので――。 毛皮と材木の町・レノスを舞台に、2人の関係に大きな転機が訪れる!? 

狼と香辛料V

ロレンスは、レノスの宿でエーブ・ボランという女商人から儲け話を持ちかけられます。

エーブはホロを質草にしてロレンスに借金をさせ、その金で毛皮を買い占める手はずを整えました。

それが成功したら、ロレンスはホロを取り戻して町の宿を手に入れる契約でした。

しかしエーブが命がけで儲けを取りに行く姿勢に危うさを感じたロレンスは、土壇場で方針転換。エーブと決別し、宿の引渡書と引き換えにホロを取り戻します。

このままだとロレンスはエーブに毛皮の利益を独占される流れに。

なぜ旅館の権利を手放したんだ!と迎えに来たロレンスを叱りつけたホロに対して、ロレンスの「俺は、お前が好きなんだ」というストレートな告白が読めます。

二人は仲直りしてエーブを追うことに。

6巻「狼と香辛料VI」のネタバレあらすじ

ホロが口にした、旅の終わり――。 ロレンスはそれを説き伏せ、ホロの故郷・ヨイツまで共に旅を続けることを決める。 そんな2人の次なる目的地は、海に面した港町・ケルーベ。 2人はエーブを追いかけて、レノスの港から船で川を下る。 旅の途中、船が立ち寄った関所では、厄介ごとに巻き込まれている様子の少年の姿があった。 ロレンスは、図らずもその少年・コルを助けることになる。 薄汚れた風貌だが、意外にしっかりとした面を持っており、ロレンスもホロも彼に興味を持ち始める。 そして、コルの故郷の話や船乗りたちの噂話を聞く内に、2人はヨイツに関する言葉を耳にする……。

狼と香辛料VI

毛皮の取引で騙されたロレンスが、だましたエイブに追いつこうと船旅を選択。

川を下る途中で学生のコルと出会い、一緒に旅をすることになります。

準主役となるコルが登場し、シリーズ全体で重要なパートではあるのですが、商売の話はお預けでちょっと肩透かしをくらった印象でした。

ただ、船で運んでいる金貨の取引に何か良からぬからくりがありそうで、コルの活躍で解明できそうな印象です。

ホロとロレンスの関係は新しい方向を模索しつつも、小さな痴話喧嘩など相変わらずのやりとりが楽しめます。

7巻「狼と香辛料VII Side Colors」のネタバレあらすじ

リュビンハイゲンでの騒動が丸く収まったことを祝し、ホロとロレンスはノーラと共に食事をしていた。 しかし、体調を崩したホロは、不覚にも宴会の最中に倒れてしまう。 そんなホロを見て、ロレンスは看病をしようとするのだが……?

狼と香辛料VII Side Colors

本編とは違う視点からのサイドストーリーを中心に3つの短編が収録されています。特にホロ視点の物語が新鮮で、彼女の本音がダダ漏れの内容です。

  • 少年と少女と白い花:ホロが国を追われた少年と少女を支えながら旅をする物語
  • 林檎の赤、空の青:林檎にまつわるロレンスとホロのやり取りが楽しい短編
  • 狼と琥珀色の憂鬱:ホロの視点から描かれ、体調を崩したホロの内面や子供っぽさがかわいい話

個人的に印象に残っているのは「狼と琥珀色の憂鬱」です。ホロ視点から見たロレンスやノーラを知ることができて面白かったですね。

ロレンスがいかにニブいかよくわかります(笑)2巻の後日談としてかなり楽しめる内容です。

「林檎の赤、空の青」は1巻の後日談で、「少年と少女と白い花」はロレンスと出会う前のお話のようでした。

8巻「狼と香辛料VIII 対立の町(上)」のネタバレあらすじ

ローム川で耳にした、『狼の足の骨』 の噂。 教会勢力は、どうやらその骨を自らの権威誇示のために利用しようとしているらしい。 自分と同じ類の狼のものかも知れないその骨を、ホロが放っておけるはずもなかった。 詳しい情報を得るために、ロレンスたちは港町・ケルーベで女商人・エーブを待ち伏せることにする。 だが、ケルーベの町は、貿易の中心である三角洲を挟んで、北と南が対立している町だった。

狼と香辛料VIII 対立の町(上)

ロレンスたちは『狼の足の骨』の噂とエーブを追いかけ、港町ケルーベに到着。本格的にコルも加わっての3人旅が始まります。

エーブとはあっさり再会し対立状態は解消されるんですが、エーブも関わる複雑な対立構造が商会、教会、貴族たちの間に渦巻いていて、ロレンスは大きな取引に巻き込まれていきます。

特に商会のキーマンという男が曲者で、ロレンスとの会話の駆け引きが秀逸。読んでいてドキドキしました!

コルがいる前でのホロとロレンスの小芝居や、登場人物たちが決してストレートに考えを口にしないところなど考え考え読み進めないと理解しにくいところもあるんですが、そこが味わいでもあります。

商売の話が盛り上がり、ロレンスの立場が悪化するなかで先の展開が予測できない状態で下巻に続きます。

9巻「狼と香辛料IX 対立の町(下)」のネタバレあらすじ

「狼の足の骨」の情報を得るため、ロレンスたちが訪れた町ケルーベは、土地を巡って北と南が対立していた。そんな訳有りの町に、生肉を喰らえば長寿を得るという伝説を持つ海獣、イッカクが陸揚げされる。町の力関係をひっくり返しかねない価値を持ったイッカクの登場で、町は俄かに騒がしくなる。 そんな中、イッカクの横取りを狙う女商人エーブは、ローエン商業組合を抜けて自分のところへ来るようロレンスを誘う。狼狽するロレンスのもとには、さらにローエン商業組合から協力要請の手紙が送られてきて……!? ロレンスの出した答えとは? そして、その時ホロは……。 『対立の町』編、いよいよ完結!!

狼と香辛料IX 対立の町(下)

エーブと商会のキーマンの間で伝書鳩の役目を果たすロレンス。前巻のあとがきで作者が「次巻はロレンスがかっこいい」と書いていたのに本当か…?と疑いながらもページをめくる手が止まりませんw

9巻はとにかくエーブがかっこよくて、悪女で守銭奴ではあるんですが自分が持っている才覚、貴族としての権力、人脈などあらゆるものを商売のもうけのためにつぎ込む潔さはひどく魅力的でした。

自分を悪女であると自覚しているぶん、エーブがロレンスのまっとうな人間性に惹かれるのはよくわかる気がします。

ロレンスがエーブの才覚をうらやましがるところも、エーブを嫌っていても才能を評価してロレンスを見守るホロもかっこよかったです。

コルが6巻で見抜いた不正の結末がこの巻ですべて明らかになります。

10巻「狼と香辛料X」のネタバレあらすじ

ケルーベでの騒動の後、ロレンスたちが向かったのは海を渡った島国ウィンフィール王国。目的地は、「狼の骨」を持つという聖ブロンデル修道院だ。 王国に着いたロレンスたちは、港町の商会で、羊毛取引で富裕なはずの修道院が経済的危機に陥っていると聞く。しかも、世界最強と名高い経済同盟ルウィック同盟が、修道院の広大な土地を狙って王国にやってきているという。ロレンスたちは修道院へ近づく足がかりを作るため、同盟の一員である商人ピアスキーに協力を依頼することになるのだが?

狼と香辛料X

ウィンフィール王国に到着し、エーブやキーマンの紹介でルウィック同盟のピアスキーの助力を得た一行は、狼の骨を持つ修道院に滞在することになります。

そこで同室になる老練な羊飼いのハスキンズが物語のキーマンです。

経済に疎い王様の政策によって経済危機に陥り税金を上げたいのが王国の思惑ですが、最大の収入源だった羊毛取引が制限され収入源にあえぐ修道院は徴税額が増えることに反発。

徴税通知が届くのですが、ロレンスがどうにかして良い条件を引き出そうと活躍します。

そんな状況下で、新しい故郷を、自分たちの確固たる居場所を確立しようとしていたのが生ける「黄金の羊」伝説のハスキンズです。ホロみたいな存在って他にもいたんだ…!と驚きました。

「神」と呼ばれた存在が人間と交わって生きることの難しさやそれを引き受ける覚悟など、ハスキンズの生き方がかっこよかったです。

前巻では使い走りのイメージが強かったロレンスですが、ハスキンズから願いを託され最後はキレイに盤上をひっくり返してくれます。

爽快感がある終わり方でしたが、最後にハスキンズからロレンスに何が伝えられたのか?が気になりました。

11巻「狼と香辛料XI Side Colors II」のネタバレあらすじ

ロレンスたちが港町レノスで出会い、その後ケルーベまで追いかけることとなった、美しき女商人エーブ。貴族であった彼女が、いかにして今のような商人となったのか──? “もうひとりの狼”エーブの過去を描く読みごたえ満点の書き下ろし中編『黒狼の揺り籠』。 ホロとロレンスが立ち寄った村では、村人たちが諍いを起こしていた。それを解決するため、ホロが思いついたとんでもない方法とは!? 旅の途中の事件を切り取った短編『狼と黄金色の約束』。 ある晴れた日に、一枚の地図を見ながらホロとロレンスが思い立った素敵な寄り道を描く短編『狼と若草色の寄り道』。

狼と香辛料XI Side Colors II

短編集として3つの話が収録されています。それぞれざっくり紹介すると…

  • 『狼と黄金色の約束』:ロレンスとホロの二人旅。ホロにそっぽを向かれるロレンス。
  • 『狼と若草色の寄り道』:二人旅エピソード2つ目。草原で昼寝をするために寄り道をする話。
  • 『黒狼の揺り籠』:貴族のフルール・ボランが商人エーブ・ボランになるまでのお話。

前半2つはロレンスとホロの会話を楽しむエピソードで、二人の甘い会話を心地よく楽しめます。

最も印象に残るのは『黒狼の揺り籠』です。私のエーブの印象は、儲けのためなら嘘なんていくらでもつきますという感じでしたが、このエピソードではまだ人を疑うことを知らないエーブが登場します。

エーブ・ボランにも、契約書に細工をされて痛い目をみるフルール・ボランの時代があったんですね。

これを読むと、作者があとがきでおすすめしているように8巻・9巻を読み返したくなりますよ。

12巻「狼と香辛料XII」のネタバレあらすじ

ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の大地の地図が描けるという銀細工師に会うため、港町ケルーベにある絵画商を訪れることになる。そんなロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった──。 地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかしその村には、天使の伝説のほかにも、魔女が住んでいるという噂まであって……? ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める!

狼と香辛料XII

フランとともにタウシッグ村へ同行することになるロレンス一行。村には天使が舞い降りる伝説のほかに魔女が住んでいるという湖もあり、それらの謎を解くお話です。

ロマンスの比重が多いので、胃がヒリヒリするようなピンチにはなりません。安心して読めます。

ゲストヒロインのフランの言動とそれを受けたロレンスの立ち回りのかっこよさが見どころで、ホロは神というよりロレンスの良きパートナーとして見どころを作っています。

ハスキンズから紹介された絵画商ユーグもまた人ならざる羊だった、と判明して実はあちこちにそういう人が生きてるのかもしれないなと今後同様のキャラが登場しないか楽しみになりました。

地図が手に入って、いよいよ終章に入っていくのか…?という感じです。

13巻「狼と香辛料XIII Side Colors III」のネタバレあらすじ

リュビンハイゲンでの金密輸騒動のあと、羊飼いをやめたノーラはエネクとともに旅に出ていた。服の仕立て職人になる夢を叶えるため、人手を必要とする町に向かっていたのだ。その道中、ノーラは何者かに襲われる教会の司教を助けることになる。司教が向かう先もまた、ノーラと同じく「疫病で人口が減ってしまった町」で──!? 

狼と香辛料XIII Side Colors III

3冊目となる短編集です。それぞれざっくり紹介すると…

  • 『狼と桃のはちみつ漬け』:桃の蜂蜜漬けを購入するため、ロレンスとホロが小銭を稼ぐ
  • 『狼と夕暮れ色の贈り物』:ロレンスがホロに狼避け(男よけ)の貨幣をつけさせる
  • 『狼と銀色のため息』:ホロがロレンスの商談に付いていく
  • 『羊飼いと黒い騎士』:エネク視点でノーラのその後が語られる

というわけで、一番おもしろかったのは『羊飼いと黒い騎士』でした。

なんといっても黒い牧羊犬のエネク視点で語られるところが新鮮で、しかも一人称が「吾輩」なんですよ。おじさんなのかな…?と気になってしまいました。

エネクから見てもノーラってお人好しなんですね。洋服を仕立てる職人になりたいと言っていたのに、最終的に彼女が就いた職業は教会の…。驚きましたw

『狼と桃のはちみつ漬け』で蜂蜜漬けが買えたのか?が気になるのと、『狼と銀色のため息』で自分のしっぽに質の悪い狐の毛皮の値札をつけて喜ぶホロがかわいいです。

14巻「狼と香辛料XIV」のネタバレあらすじ

銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪した町レノスで禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。その本にはヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。しかし禁書を手に入れようとすると、行商路に戻らねばならないロレンスは、ホロと一緒にヨイツへ向かう時間がなくなってしまう……。苦渋の決断を迫られたロレンスの出した結論とは!? 

狼と香辛料XIV

フランに地図を作ってもらう間の時間を利用してレノスの街を再訪するロレンス一行。

「獣と魚の尻尾亭」の看板娘やテレオ村のエルサなど懐かしいキャラが登場するお話です。

ロレンスたちがデリンク商会と面識があることを知り、禁書を買い付けたい書籍商ル・ロワがロレンスに力を貸してほしいと依頼します。

ロレンスはホロとヨイツへの旅を続けるか、禁書を手に入れるためホロと別行動をとるかの選択を迫られ葛藤するんですよね。

エルサの「愛し合う二人が、どうして手に手を取らないのです」というストレートな一撃がロレンスを後押しして、ようやくあの一言をホロに伝えることに。

ロレンスががんばった巻でした。

15巻「狼と香辛料XV 太陽の金貨〈上〉」のネタバレあらすじ

ホロの故郷の仲間の名を冠す 『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。 デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、その目的は北の地の征服とも、鉱山のさらなる開発とも言われていた。そのため商会は町に武力を集めているというのだが、ロレンスたちが訪れた町には不穏な空気はなく、意外にも人々は活気に溢れた様子だった。訝しがるロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことにする。そこで二人を出迎えた人物とは──? ヨイツの森はもう目前。北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する──!

狼と香辛料XV 太陽の金貨〈上〉

いよいよ旅もクライマックスを迎えます。レスコの街では誰もが商売を始めることができ、商店も格安で手に入る状態でした。

行商人から足を洗って自分の店を構えるのが夢だったロレンスにとって願ってもないチャンスが到来したわけです。

しかし、物件の売り手がデバウ商会だったことから好条件には理由があるはずと考えたロレンスは、隠された思惑を必死に探ろうとします。

デバウ商会が傭兵たちを使って大量の銀貨を運び入れていたことから思惑をひもとくと…?というお話です。

ミューリ傭兵団の団長ルワード・ミューリから仲間が残したものを受け取ったホロがロレンスの胸で泣きじゃくるシーンが印象に残ります。

16巻「狼と香辛料XVI 太陽の金貨〈下〉」のネタバレあらすじ

デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはそこで、ホロと共に店を持つことを決めた。しかしその矢先、コルのズダ袋を持った人物が現れ、二人はデバウ商会の内部分裂による事件に巻き込まれることとなってしまう。ホロは、禁書を得るためキッシェンへ。ロレンスは、デバウ商会に追われミューリ傭兵団とともに雪山を越えることに。バラバラになってしまった二人の運命は!? 行商人ロレンスと狼神ホロの旅を描く新感覚ファンタジー、ついに本編感動のフィナーレ!

狼と香辛料XVI 太陽の金貨〈下〉

15巻の最後に登場したフードの人物は兎の化身ヒルデでした。ヒルデはコルのズダ袋を脅迫の材料としてロレンスとホロをデバウ商会を動かすコマとして使い、二人は別行動をとることになりました。

ホロとロレンスが別行動していたのはわずか7日間だったんですが、ロレンスもホロも不安だったんでしょうね。

ホロはロレンスを飼い主に久しぶりに会った犬、とからかっていましたが、ホロがいない間の孤独感(=未来のホロの孤独感)を味わったロレンスはかなり感傷的になっていました。

ホロも二人きりになると「好き」と言ったり、一緒にいられる幸せを改めて感じたのかもしれません。

ロレンス一行と行動をともにしていたミューリ傭兵団をデバウ商会が差し向けた追手のフーゴ傭兵団が追いかけ、フーゴの裏切りも絡んで死闘が展開された結果ロレンスが腿を刺され重傷に。

ホロに頼んで状況を打開することになったのは仕方ないかもしれませんね。

ヒルデも部下の裏切りにあい、デバウ商会が銀貨をばらまいたところでもうどうにもならないと思われた瞬間、ロレンスがコルのズダ袋の中身を見てひらめくアイデアが、それかー!という感じでした。

これまでにも出てきたことがあるネタでしたが、これまでの旅の経験の総決算という感じがして二人の旅の経験の勝利だな~と思いました!

17巻「狼と香辛料XVII Epilogue」のネタバレあらすじ

『太陽の金貨』 事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか? 第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。

狼と香辛料XVII Epilogue

エピローグと短編3つが収録されています。ざっと内容を解説すると…

  • エピローグ(幕間):エーブの馬車でノーラやディアナなどがロレンスを肴に盛り上がる話。
  • エピローグ(終幕):温泉街ニョッヒラで開店準備をするホロとロレンスのもとに皆が集う話。
  • 行商人と鈍色の騎士:ロレンスがホロと出会う前の話で、ある老騎士とのエピソード。
  • 狼と灰色の笑顔:コルの視点の話。ロレンスとホロのケンカがどう見えていたかわかる。
  • 狼と白い道:ある村に寄った際にホロが語る話とロレンスがその謎を解く話。

とにもかくにもこれでひとまずホロとロレンスの旅は終わり、ハッピーエンドを迎えました。

冒頭の短編がエネク視点で語られるのが新鮮でしたし、終幕でのロレンスが、女性たちを正体したホロの真意をはかりかねてオロオロする鈍感ぶりが笑えました。

個人的にはエピローグより先に短編を読みたかったな~という感じがします。

それと、月と熊がどうなったのか気になりますが、、そこはそっとしておきましょうw

このあともSpring Logとして続編が刊行されているので、そちらのストーリーもご紹介していきますが、小説をお得に購入する方法があるのでよかったらこちらの記事を読んでみてください!

狼と香辛料のホロとロレンスはどうなる?完結後続編のネタバレあらすじ

狼と香辛料のホロとロレンスは結局最後にどうなるのでしょうか?

完結後続編のネタバレあらすじをご紹介します。

17巻完結後に18巻からシリーズ再開の理由は?

『狼と香辛料』17巻完結後にシリーズが再開された理由は、作者のデビュー10周年を記念して、その後を描いた第18巻が発売されたことでした。

2011年7月発売の17巻で一旦は完結して、どこか寂しい気持ちだったと思うので、2016年に発売された18巻は読者にとって嬉しいサプライズでしたね!

18巻が発売されると同時に、ミューリとコルを主人公とした新たなシリーズ『狼と羊皮紙』もスタートしていますが、今回はホロとロレンスの狼と香辛料だけのご紹介です。

18巻「狼と香辛料XVIII Spring Log」のネタバレあらすじ

ホロとロレンスの、旅の続きが始まる――!

――のうぬしよ、まだ旅は続くんじゃろ?
賢狼ホロと行商人ロレンスの物語、待望の続編が登場!

賢狼ホロと、湯屋の主人になったロレンスの”旅の続きの物語”が、ついに文庫で登場。
ホロとロレンスが、温泉地ニョッヒラに湯屋『狼と香辛料亭』を開いてから十数年。二人はスヴェルネルで開催される祭りの手伝いのため、山を降りることになる。だがロレンスにはもう一つ目的があった。それは、ニョッヒラの近くにできるという新しい温泉街の情報を得ることで――?

狼と香辛料XVIII Spring Log

前巻から5年ぶりの新作として登場したホロとロレンスのその後の物語は短編集です。ざっと内容をご紹介すると…

  • 旅の余白:新しくできる温泉街に対抗するため、ロレンスが新しい催物を企画することに。
  • 黄金色の記憶:ニョッヒラを渡り歩く訳ありの老人の探しものを手伝う話。
  • 狼と泥まみれのおくり狼:新しくできる温泉街を計画中のライバルに会うロレンスの話。
  • 羊皮紙と悪戯書き:ホロとロレンスの娘・ミューリと兄貴分として世話をするコルの話。

『旅の余白』でいきなりホロのお葬式が出てくるのでびっくりなんですが、本当に死亡するわけではないので安心してください^^

「あそこの湯屋は楽師の歌や踊り子の踊りより、主人夫婦のやり取りを見ていたほうが面白い」と言われるほど仲良しのホロとロレンス。

二人のその後を楽しめる幸せを満喫できます。

19巻「狼と香辛料XIX Spring LogII」のネタバレあらすじ

賢狼ホロと宿屋の主人となったロレンスの、旅の続きの物語。

賢狼ホロと元行商人ロレンスが営む湯屋『狼と香辛料亭』。幸せと笑いがわき出ると言われる湯屋を舞台に描かれる、旅の続きの物語、第2弾が登場。
コルとミューリが旅に出てしまい、湯屋は慢性的な人手不足に。ロレンスは大勢の客が訪れる繁忙期に向け、スヴェルネルの騒動で出会った女性・セリムを新たに雇うことにする。実は彼女、ホロと同じ狼の化身なのだ。
新参者のセリムの前では、女将としても狼の化身としても威厳を保ちたいホロだったが、なにやら浮かない様子。
一方ロレンスは、そんなホロの気持ちを知ってか知らずか、湯治客が持ってきた特権状に夢中で──?

狼と香辛料XIX Spring LogII

19巻も短編集になっています。それぞれざっくり内容を説明すると…

  • 『狼と花弁の香り』:ホロとロレンスが修道院の依頼で若い領主を助ける話。
  • 『狼と甘い牙』:ホロとロレンスの娘ミューリのやんちゃぶりがよくわかる話。
  • 『狼と羊の毛繕い』:羊飼いの羊を預かることになり、ホロが苦労する話。
  • 『狼と香辛料の記憶』:ロレンスが二人の思い出を残してホロの不安を解消しようとする話。

この中で印象的なのは『狼と甘い牙』と『狼と香辛料の記憶』ですね。

『狼と甘い牙』ではミューリが風呂場の浴場の石崖を壊したためコルが怒ってしまうんですが、怒るコルをホロが「察してやれ」とたしなめるんです。

表面上の態度よりも心の中では敏感にものごとを察知して理解するのが狼だとすると、そういう部分をわかってあげてということかな?と思いつつ、もう少し厳しくてもいいと思いました。

ただ、山に行ってコルの好物を探すミューリはかわいいんですけどね~。

『狼と香辛料の記憶』は、ロレンスだけが老いていって、ホロが一人残されたときどうする?というのがテーマ。

この作品そのものが大切な思い出なんだというオチなんですが、本として繰り返し読めるのはいいよな~としみじみ読みました。

20巻「狼と香辛料XX Spring LogIII」のネタバレあらすじ

ホロとロレンスを訪ね湯屋にやってきた珍客が、二人の運命を揺るがす――?

わっちに惚れておるのは、ぬしのほうじゃからな。
ホロとロレンスが紡ぐ、旅の続きの物語、第3弾!

湯治客で賑わう短い夏も終わり、湯屋『狼と香辛料亭』は秋を迎えていた。山々に囲まれたニョッヒラの秋の味覚を堪能しようと、いつも以上に張り切るホロとあきれ顔のロレンス。
山での散策を終え、籠いっぱいの土産とともに二人が湯屋に戻ると、入り口にはたくさんの人だかりが。
「なんじゃ、よくわからぬが、色々な獣の匂いがしんす」
湯屋『狼と香辛料亭』にやってきた、時季外れの客たちの目的とは――。

狼と香辛料XX Spring LogIII

20巻も短編集です。ざっと内容を説明すると…

  • 狼と春の落とし物:ホロとロレンスのもとに「狼」に関する依頼が持ち込まれる話。
  • 狼と白い猟犬:異端審問官が『狼と香辛料亭』の繁盛の秘密を探りにやってくる話。
  • 狼と飴色の日常:ホロが自分の小さな幸せを実現するため、ロレンスに迫る話。
  • 狼と青色の夢:ホロが山中で行き倒れを発見する話。
  • 狼と収穫の秋:ホロとロレンスが『狼と香辛料亭』を人に任せて旅に出る決意をする話。

何と言っても注目は、『狼と収穫の秋』でしょう。

ホロとロレンスがもう一度二人旅に出るんですよ!これは嬉しい。またあのやり取りが読めると思うと楽しみで仕方ありません。

友人からの便りが届いたり、逆にどこで何をしてるのか心配な娘がいたりとお尻がむずむずすることが続いてますし、湯屋にいるだけじゃドラマが起きにくいというのもあるでしょう。

次巻が楽しみで早く読みたくなります。

21巻「狼と香辛料XXI Spring LogIV」のネタバレあらすじ

ホロとロレンスは再び旅立つ――。 幸せであり続ける旅物語、第4弾!

湯屋『狼と香辛料亭』を営むロレンスの悩みの種、それは家を飛び出していった可愛い一人娘、ミューリのことだった。
憔悴するロレンスを見かねたホロは、湯屋をセリムたちに任せ、娘を訪ねて十数年ぶりの旅に出ることに。
「くふ。楽しい旅になりそうじゃ」
たくさんの頼まれごとと思いを乗せ、荷馬車はゆっくりと進んでいく。
そんな旅の途中に立ち寄った町で、さっそくミューリの噂が耳に飛び込んでくる。それは、二人の知るお転婆娘とかけ離れた、“聖女ミューリ”の噂で――!?

狼と香辛料XXI Spring LogIV

21巻も短編集です。コルとミューリの旅の軌跡を追いかけつつ、十数年ぶりに夫婦二人でたびに出るホロとロレンスが読めます。ざっと内容を解説すると…

  • 狼と湯煙の向こう:湯屋を任されて不安を感じるセリムの話。
  • 狼と秋色の笑顔:久しぶりに味わう旅の不便さに不機嫌になるホロとロレンスの話。
  • 狼と森の色:豊かな森を収入源にしたいという村民の相談に対応する話。
  • 狼と旅の卵:ロレンスがニシンの先物取引所を救う話。
  • 狼ともうひとつの誕生日:聖職者を目指すコルが10歳になるミューリの世話を焼く話。

湯屋を任されたのはホロと同様狼の化身のセリムでした。二人のことが大好きな彼女なら安心して旅に出ることができますね^^

個人的には『狼と旅の卵』がとても興味深かったです。

先物取引を賭博と考えて禁止しようとする聖職者がでてくるんですが、確かに先物取引にはギャンブル的側面があると思います。未来を予測するなんて不可能ですからね~。

騒動にかこつけて、ホロと自分の絵を他人の金で描かせてしまうロレンスの手腕がお見事でした。

コルとミューリの短編が『狼と羊皮紙』ではなくこちらに入っているのはご愛嬌でしょうか。。

22巻「狼と香辛料XXII Spring LogV」のネタバレあらすじ

湯屋をセリムたちに任せ、再び旅に出た元行商人ロレンスと賢狼ホロ。道中、小銭両替のため訪れたヴァラン司教領で、懐かしき人物――エルサとの再会が二人を待っていた。
 司祭となったエルサは、教会の財産整理のため司教領に赴いたという。そして両替の見返りとして、一度踏み入れば生きては帰れない、呪われた山の調査をロレンスに頼む。そこには“錬金術師と堕天使”の秘密が隠されていて――!?

狼と香辛料XXII Spring LogV

22巻も短編集です。3編が収録されています。ざっと内容を紹介すると…

  • 狼とどんぐりのパン:エルサと再会したホロとロレンスがでリスの化身ターニャの話を聞く。
  • 狼と尻尾の輪舞:借金地獄で苦しむ町を救うため、ロレンスが資金を循環させる仕組みを作る話。
  • 狼たちの結婚式:コルとミューリが結婚式を巡る騒動に巻き込まれ、ホロとロレンスが見守る話。

この中で最も印象的なのは『狼とどんぐりのパン』に出てくるリスのターニャですね。

師匠の帰りを待っているんですが、多分帰ってこないだろうとわかってるんですよ。それでも待ってるところが切ないお話です。

『狼たちの結婚式』もドタバタ喜劇として非常に楽しめました。

23巻「狼と香辛料XXIII Spring LogVI」のネタバレあらすじ

年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人のロレンス。その御礼の代わりにと、二人に贈られたのは、誰もがうらやむ貴族特権だった。
身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ……。そして、特権で譲り受ける土地を調べに行くと、そこは大蛇の伝説が残る、いわくつきの土地で!?

狼と香辛料XXIII Spring LogVI

23巻も短編集で、4作品が収録されています。

  • 狼と宝石の海:サロニアにとどまるホロとロレンスがラーデンと村人たちの問題を丸く収める。
  • 狼と実りの夏:コルとミューリが旅立つ前のニョッヒラで悪魔のようなキノコが見つかる話。
  • 狼とかつての猟犬のため息:エルサ視点で語られる、ロレンスに貴族への道が示される話。
  • 狼と夜明けの色:新たな友人と旧友との別れを通じてホロとロレンスが今を見つめ直す話。

個人的に最も印象的だったのは『狼とかつての猟犬のため息』。龍退治にまつわるお話なのですが、ロレンスがホロの思考の上をいっている感じがして冴えてましたね。

『狼と夜明けの色』にはホロのセリフでとても切なくなる一節がありました。

「旅の間に感じる寂しさとか、悲しさとか、どうにもならぬ苦しい感情もまた、今は楽しいんじゃ」

狼と香辛料XXIII Spring LogVI

ロレンスがいるからこそ感じられる感情を味わうのが楽しい、ってこれ以上のノロケはないですよね?

確かにいつかは死に別れる未来を迎えるわけですが、だからこそ今ここが大切に感じられるってすごく素敵だなと思います。

24巻「狼と香辛料XXIV Spring LogVII」のネタバレあらすじ

世界を変える大冒険へと向かった娘のミューリを追って、旅を続ける賢狼ホロと元行商人のロレンス。
 だが借金で悩むサロニアの窮地を救ったロレンスの活躍が、思わぬ余波を生む。
「貴重な森が失われる」と、森林監督官から詰め寄られてしまうのだった。
 トーネブルクの未来を思い森を切り開く決断をした領主と、先祖代々の森を守りたい領民。その両者を気遣うホロを悲しませないためにも、ロレンスは皆が納得する妙案を練ることになる。
 しかしそんな中、木材取引の相手、港町カーランの背後にはある女商人の影があって……。

狼と香辛料XXIV Spring LogVII

Spring Logに入ってから初めての長編。一番の注目はエーブの登場ですが、他にもエルサやケルーベのキーマンなど懐かしいキャラがホロとロレンスの前に現れます。

ポイントになるのはトーネブルクの自然豊かな森をどう守るか?資源としての森をだれがどう活用するか?というところですね。

森を管理下において利益をあげたい領主、畜産や農業の資源として活用し収益をあげたい生産者たち、住処としての森を維持したい住人たちにコルとミューリの思惑も絡んで複雑な問題になっています。

エーブから提案されたのは誰も損をしない話でしたが、ケルーベで情報収集をするうちに違和感の正体に気づきエーブの狙いを阻止するロレンスがかっこよかったです。

やっぱり『狼と香辛料』はこうでないと!と思ったお話でした。

ロレンスが年齢相応に老いている描写もでてきますが、ホロがさり気なく支える姿がすてきです。

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ちなみに…

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狼と香辛料の原作小説ネタバレあらすじまとめ

狼と香辛料の原作小説のあらすじを、ホロとロレンスの結婚までの軌跡を中心にまとめました。

最初はロレンスがホロのことを好きになりましたが、ホロも徐々にロレンスに惹かれていく様子は読んでいて、とてもキュンキュンします。

またホロのヤキモチを焼くシーンとかは、ホロがとても可愛いですし、ロレンスが羨ましく感じました。

二人のかけあいが読んでいてとても楽しいし面白いので、ぜひ原作小説で味わってみてほしいです^^

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私は9巻まで聞きましたが、朗読の女性のホロの話し方がすごくハマっています。

ロレンスはもちろん、エーブやノーラの演じ分けも見事で違和感なく聞けますよ。総合評価☆4.7はかなり評価が高いです。

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